犬に散歩させられていませんか?正しい散歩のしつけとは?

 「散歩」それは犬にとっては最高な場所です。人間も1日中家の中にいるより、お天気が良い日には外に出た方が気持ち良いですよね。しかし、勝手に走ってしまう。拾い食いをしてしまう。など散歩にお困りの方は少ないと思います。今回は同じ悩みを持つお友達のサラちゃんのエピソードを交えながら散歩のしつけ方法についてお話しようと思います。

サラちゃんの困った散歩事情

 私の犬仲間の美佳さんが飼っている3歳になるボルゾイのさらちゃんは人間がとても大好きでいつも大きな身体の頭を下げてスリスリ寄ってきて挨拶してくれます。そんなサラちゃんですが、ボルゾイなのでとても大きいです。散歩の時も常に散歩紐を引き続けるので手が痛くなってしまいますし。好奇心が旺盛なので音や犬や猫にも反応しますが、それよりも常に先に行きたいみたいで美佳さんは毎日汗だく&クタクタで散歩から帰ってくるので大変疲れるそうです。

 

ボルゾイのサラちゃん

 

 サラちゃんのような理由で散歩に困っている飼い主さんは少なくないはずです。
 「散歩」は犬にとっては気分転換にでもあり、ある程度の距離を歩く事で身体の筋肉が動きますし、コンクリートや土に足をつける事などで肉球も鍛えられます。散歩は犬の健康面にとっても良い事なのです。ペットショップなどで犬を見ているとよく定員さんが「トイプードルやチワワなどの小型犬は室内で飼えますよ。お散歩は必要ないですよ。」なんて売り込んでくる事がありますが、それは間違いです!小型犬と大型犬では必要な運動量が違うだけで、散歩が全く必要ないわけではないのです!

美佳さんが行った犬の散歩しつけ方法とアドバイス

 美佳さん:サラがいつももの凄い力で引っ張るので私の所に少しでも注目させようと腰周りにおやつをチラつかせ前に行かないようにしました。最初のうちはサラも餌欲しさに前へは出なかったのですが、エサがなくなるといつもと同じような散歩になってしまいました。

 おやつを使ったしつけ方法は「待て」「お座り」「伏せ」などの単純動作の時は良いのですが、散歩などの長い時間のしつけの場合はあまり有効ではありません。この方法だとサラちゃんからしてみれば、何もしていないただ歩いていているだけでおやつをもらっている状態なので何の効果もないと思います。

 美佳さん:猫や他の犬を見つけると、ますますぐいぐい引っ張るので遠くの方で見つけたら、そっちとは違うルートに行くようにしています。ただ、このやり方だと飼い主さん同士でお話が出来ないので私としても、人間大好きなサラにとっても寂しい気がします。

 気になる対象物がなければ、当然、そちらには行かないですよね。しかし、このやり方だと一種の対症療法でしかないので意味がありません。根本的な所をしつけ直す事で他の飼い主さんと美佳さんもサラちゃんもコミュニケーションをとる事が出来ます。

犬の散歩の目的

 

「散歩」自体が犬にとって「運動」する事ではないのです。ここを多くの飼い主さんは勘違いをしています。チワワやトイプードルなどの小型犬は30分~1時間程度歩くと運動になるのかもしれませんが、ただ歩いているだけの散歩では使う筋肉も限られるので運動ではありません。大型犬になってくるとドックランや公園などの犬リードなしOKエリアなどで実際にフリスビーやボールを遠くまで投げるなどの運動も適度にしてあげる事も大切になってきます。

 さて、散歩の目的ですがそれは「社会性」を学ばせるという事にあります。様々な場所を歩いたり、知らない人や犬に会ったり、する事で犬は、やっては駄目な事や好きな人間、好きな犬、苦手な犬などを覚え、学ぶ事が出来ます。人間の赤ちゃんと一緒ですね。ストレス発散、犬の社会性を学ばせる為にも出来るだけ毎日散歩に行く事をオススメします。

正しい散歩のしつけをしていないと犬も飼い主も危険!

 皆さんは犬を散歩させていますか?犬が生きたい場所に行き、犬が木にマーキングするようなら待っていたりしていませんか?それでは、犬に散歩させられていますよ!このように犬主体の散歩になってしまうと、信号がない道を歩く時、車が来ているのにもかかわらず引っ張られたりしたり、相性の悪い犬と巡り会った時に喧嘩になり怪我をしてしまったりと。犬にも人間にとっても危険な事なのです。犬は4本足なので人間よりも元々歩く速度が速いですし、犬はどんな犬種でも好奇心が強い子が多く何かを見つけると歩調が早くなる傾向にあります。ですが、正しく散歩をしつけられていれば、そのような傾向を抑制する事ができるので飼い主も犬もストレスなく散歩する事が出来ます。

正しい散歩が出来るメリット

@事故を防ぐことができる
@犬の命を守ることができる
@気持ちよく散歩が出来て健康に良い

正しい散歩を犬にしつける

 まず、用意して欲しいものが1つだけあります。それはスマートカラーというリードです。
スマートカラー
 この輪っかの部分にいつも使っているリードをつけるだけです。ネットやペットショップでも購入する事が出来ます。値段はだいたい500円くらいです。
 まず、スマートカラーを犬の首にはめます。犬によって首のサイズが調節出来るので緩すぎずキツすぎずの状態でつけてあげてください。リードも短く持って下さいね。そして、犬が飼い主より前に行ってしまった時にスマートカラーを上方に強く引っ張り、飼い主も止まってください。スマートカラーは当然普通のリードと違って鎖なので犬は少し苦しいです。犬に一瞬ショックを与えて下さい。これを続ける事で犬は飼い主より前に行っては行けないのだと学習するのと同時に主従関係も築かれます。練習を重ねて上手くなったら今度は場所をかえてやりましょう。そして散歩が上手く行ったら普通のリードに戻してあげても大丈夫です。

おやつを使った散歩のしつけ方法

 おやつを用意して、飼い主さんが止まった時におやつをあげてください。そうする事で飼い主が止まったらご褒美がもらえると思うので自然に飼い主が止まった時に犬も止まるようになります。又、散歩中に他の犬をみつけて吠える場合は「待て」をしておやつを与えて下さい。他の犬を遠くで見つけたらおやつで他の場所へ誘導しましょう。

 スマートカラーと使ったしつけとおやつを使ったしつけの2つを上手に使い分ける事で散歩が上手に出来るようになります!

美佳さん、サラちゃんの挑戦!

 美佳さん:サラの場合身体がとにかく大きいので初めはあまり人や犬があまりいない場所から初めてみました。スマートカラーを上に引っ張ると1度ビクッとなって止まります。そして又歩き始めます。私は散歩が終わりかけの頃におやつを与えました。上手になってきたかな?と思い、いつも行っている公園でのチャレンジ!初めは不安でしたが、なんと、私の隣で歩くようになりました!感激です!教えてもらったしつけ方法はサラの場合1ヶ月ちょっとで上手に散歩が出来るようになりました。犬友達ともお話出来るようになってサラも楽しそうですし、何より腕も手も痛くないのでストレスなく散歩が出来るようになったのが本当に嬉しいです!ありがとうございます!

おすすめ“犬のしつけ教材DVD”

 実は、今回紹介したしつけ方法は遠藤和博先生というドックトレーナーの方が教えてくれたやり方でした。教えてくれたと言っても実際に会った訳ではなくDVDを見ただけです。しかもたった7分でした。上記のスマートカラーを使ったしつけ方法がたくさん紹介されています。気になる方はこちらからどうぞ!