愛犬の服従心を高める主従関係のしつけ方を教えます

 言う事を全く聞かない。しつけが上手くいかない。やたらと吠えてくる。犬は自分より弱い立場の人間の言う事は聞きません。これがいわゆる主従関係です。成犬になってからの主従関係のしつけ方法はなかなか難しいと思われがちですが、大丈夫です。まだ間に合います!犬の服従心を高めて、より良い子になる方法を私がお教えしましょう。

主従関係とは?

主従関係とは、分かりやすく言い換えると上下関係の事を指します。人間で言うと上司と部下、あるいはお母さんと子どもと言うような力がある者と力がない者を言います。犬は自分より強い人間に従います。なので、力がないと判断されてしまうと言う事は聞きません。よく、犬を飼っていて「お母さんの言う事だけは聞く」などと聞くことはありませんか? それは犬にとってヒエラルキーの位置がお母さんの方が上だからです。

図で見ると分かりやすいですよね。本来、飼い犬はこのヒエラルキーの一番下に居るのがベストです。
犬は家族の行動を常に見ています。子どもやお父さんがお母さんに怒られているのと見ると、この家で1番偉いのはお母さん。と思い、お母さんの言う事だけ聞く犬になってしまいます。

主従関係はいつでも変えられる

そんな主従関係はいつでも変えられる、又は変わってしまう事はよくあることです。
私もトイプードルのみかんという犬を飼っていますが、今年の2月に事故にあい脊髄を損傷してしまいました。入院期間も半年ととても長かったです。退院して家に帰ると、みかんが全然言う事を聞かない事に驚きました。入院する前、みかんのしつけを1番熱心にやっていたのも、お世話をしていたのも私でしたし、私の良い事だけは良く聞く良い子でした。しかし、私が居ない間はみかんの世話などは母が担っていました。なので、みかんは私が退院した直後は母の言う事だけは良く聞きました。みかんの中のヒエラルキーの順番が私より母の方が上になってしまったのです。今ではしつけ直したので、私の言う事もよく聞くようになりました。
このように主従関係は、生活環境で勝手に変わってしまう事も多々あります。

主従関係のしつけ方

実は「主従関係のしつけ方」というマニュアルはありません。主従関係は「ハウス」や「待て」などの単発行動とは違い、犬の気持ちの問題だからです。犬は常に家族の行動を見ています。犬を甘やかしてはいませんか?犬の前でダラけていませんか?嫁などに怒られている姿を見られてはいませんか?人間と同じベッドで寝させてはいませんか?飼い主の行動や態度を少し見直すだけで主従関係は、変える事が出来ます。

同じベッドで寝かさない

犬と同じベッドで寝させている、飼い主さんはとても多いと思います。そりゃ、可愛い愛犬と一緒に寝たいですよね。寒い日にはベッドの中に入ってきて可愛いですよね。しかし、ベッドで一緒に寝かしてしまう事で犬は自分の事を人間だと思い込み、一緒に寝ている人間を同等だと感じてしまいます。人間はベッド、犬はハウスときちんと区別をつける事が大切です。

散歩の時間帯は飼い主さんの都合で!

いつも犬の散歩の時刻は決まっている飼い主さんは多いと思います。それに対して犬もその時間帯は散歩だと思い、わくわくしながら待っています。しかし、飼い主さんは人間です、たまにはその時間帯に行けない時はあると思います、そうすると、犬が鳴いくので可哀想と思うかもしれませんが、それで良いのです。飼い主の都合で散歩させる事で犬は、いつ散歩に行けるか分かりませんし、飼い主さんの時間がある時に行けるのだと思い、主導権は飼い主にあるのだと感じ服従心が高まります。

犬の要求に応えない

犬から「遊んで!」や「これちょうだい!」などの要求にはなるべく応えないで下さい。飼い主さんから遊びに誘い、ご褒美をあげたりする事で犬は飼い主さんに決定権があるのだと覚えさせます。しかし、これもあまりやり過ぎると犬からしてみれば、この人は遊んでくれない人と感じてしまうので、1回無視して、犬が落ち着いたら遊びに誘うという、あくまでのフランクな感じでやるのがコツです。

飴と鞭

愛犬は当然可愛いです。しかし、可愛がるだけでは犬はこの人は偉い人だとは思いません。ただの可愛がってくれる人になってしまいます。可愛がる時は全力で可愛がり、叱る時は犬からしてみれば別人のように振る舞う事で、犬は可愛がって欲しいので、飼い主が嫌がる事はやめますし、しつけも上手くいくようにうなります。

主従関係のしつけ=基本のしつけ

主従関係を上手く築き上げるコツは基本のしつけをしっかり行う事が重要です。そうすることで犬の服従心を高める事が出来るのです。しかし、しつけと言ってもたくさんありますよね。今から服従心が高めやすくなるしつけをいくつか紹介しますので、是非やってみてください!

主従関係のしつけ「おいで」

子犬の時は呼んだら1秒で来たのに、成犬になると遊んでいたり、遠くに居たときに「おいで!」と言っても来ない子は多いと思います。それは、子犬の頃に比べて考える力がついたからです。呼んだときに「呼んだら何か良い事あるのかな?」「エサ持っているの?」と考えるようになったからです。しかし、「おいで!」をしつける事で「行かなければいけない」と服従心を高める事ができるのです!

◎「おいで!」のしつけ方法
用意して欲しい道具:スマートカラー
【スマートカラーの画像】
これを首輪の代わりにつけて、4mほどある長いヒモをつないで下さい。
スマートカラーの輪っかの部分を上に来るようにして下さい。ネットやペットショップでだいたい500円~700円ほどで売られています。場所は庭や公園など誘惑が多く、広い場所で行って下さい。

①犬を遠くに居させる
②「おいで!」と声を掛ける。こない場合は軽くチョン!とスマートからを引き、そのまま自分の所に引き寄せます。
③来たら褒めてあげます。
これを繰り返します。犬は「おいで!」と言われたら「行かなければいけない。」と思うようになります。たまにおやつを与える事で「行ったら良い事がある」と必然的に飴と鞭の法則にもなるのでやってみてくださいね!
絶対に辞めて欲しいのは「おいで!」と同時にスマートカラーを引く事です。これをやってしまうと「おいで!」に恐怖心を覚えてしまうので注意しましょう。

主従関係のしつけ「散歩」のしつけ方法

皆さんは犬を散歩していますか?犬の行きたい方へ行き、マーキング中は待っていたり、その場で座り込んでしまうようなら抱っこして散歩してしまったりしていませんか?それでは、犬に散歩させられていますよ!あくまでの散歩の主導権は飼い主側にある事を教える事でお散歩中も良い子にしてくれるようになります。

◎「散歩」のしつけ方法
使う道具は先ほどと同じスマートカラーです。

①いつも通り散歩をさせる
②犬が飼い主より前に出たら、スマートカラーを上に引っ張り上げます。
③慣れてきて、飼い主より前に出なくなったら褒めてあげてください。
これを繰り返します。又、飼い主が行きたい方向へ犬を誘いこのしつけ方法を繰り返します。飼い主より前に出ては行けないのだと教え込みます。

まとめ

主従関係を上手く構築する事で人間だけではなく、犬もストレスなく生活する事が出来るのです。単純に言う事をきちんと聞いてくれたら、可愛いですよね。これをきっかけに自分が犬に対する態度や、しつけは上手く出来ているのか見直して見て下さいね!

主従関係解決!基本のしつけDVD。

よく、しつけ本などで紹介されているしつけ方法はエサを使ったやり方ですが、スマートカラーは鎖なのでショックがダイレクトに犬に伝わるので、より簡単に早くしつける事が出来ますし、服従心を高める事が出来ます!
そんなスマートカラーを使った基本的なしつけ方法がこのDVDにはたっぷり詰まっています。何より良いのがDVDなので珈琲を飲みながら、ヨガをしながらと自分の好きなタイミングで見る事が出来るのが良いですよね。
私はこのDVDを大好きなソイラテを飲みながらみかんと一緒に観ていました(笑)