犬が落ち着ける場所(ハウス)を作ろう!簡単しつけ方法とは?

 昼間仕事に行く時や家に誰も居ない時に「ハウス!」と言ってスムーズに入ってほしいですよね。特に急いでいる時そこに時間を費やす事なくハウスに入ってくれたらどんなに楽でしょうか。成犬になってからのハウスのしつけや子犬の頃のしつけ方法は難しそうと思われがちです。しかし、そんな事はありません。実はしつけの方法は成犬も子犬も一緒なんです。

ハウスをしない原因

 愛犬は愛いですよね。飼い主が家に居る時は、放し飼いにしていたり、夜も寝るとき一緒に寝たりしていませんか?実は、それがハウスを嫌がる原因になってしまっているのです。家全体が犬の縄張りになってしまっているので、その中の狭い空間に閉じ込められる事を犬は嫌がります。犬は人間の言う事を100%理解する事は出来ないので「仕事に行ってくるからハウスに入ってね」なんて事は通じません。その他にも、ケージが寒かったり暑かったりと居心地が悪い、「しかられたときに入れられる場所」などハウスに対して嫌なイメージがついているというのも考えられます。

ハウスが出来るメリット

◎犬の居場所を作ってあげる事で心を落ち着かせる事が出来る
◎災害時があった時にすぐにハウスにはいってくれるので危険を回避しやすい
◎言う事を聞かなきゃいけないのだという服従心が高まる
◎飼い主と犬が暮らしやすくなる
◎主従関係が強まり服従心が生まれるので吠える事が少なくなる

ハウスのしつけのよくある失敗例とアドバイス

小太朗 柴犬 3歳 ♂

 ハウスを嫌がって入ろうとしません。13kgもあるので無理矢理入れるのも一苦労です。
 食べ物で釣ろうと考え、大好物のアイスクリームで誘導しようとしましたが、入りませんでした。これには驚きました。次の作戦はアイスクリームをケージの中に予めおいておきました。見ていると入らないので、放っておいて、入った瞬間に扉を閉めました。成功!と思いましたが、ケージをガリガリ、寂しそうに鳴くのでこちらの心が折れてしまい、結局出してしまいました。

<アドバイス>
 食べ物で釣るこれ自体はしつけの方法としては間違っていません。しかし、柴犬のように頑固な犬種やそもそも食べ物に対して興味がない犬、よっぽどケージが嫌な犬にとっては意味をなさない事も少なくはありません。これで成功したとしても食べ物がないと入らない子になってしまいます。

ハウスのしつけのコツは号令を繰り返さない事

 ハウスといってもケージの中に入るだけなので日中や人がいない時は無理矢理入れてる飼い主は多いはず。なので、犬はケージに入る事を理解していると考え、入って欲しい時に「ハウス!」と犬に繰り返し言ってはいませんか?なかなか、入らないときは、声を荒げてしまう事はありませんか?実はそれがハウスに入らない原因のひとつなのです。何度も繰り返す事によって犬は怒られていると感じてしまい、ハウスが嫌な場所になってしまいます。ハウスの号令は1回、最低でも2回で抑えましょう。

ハウスの最大の目的とは?

 昼間仕事をしている時に心配だからケージに入ってほしい、家に誰も居ない時に悪戯などをするかもしれないから入っていてほしい、家具などを移動するときに危ないのではいってほしい、バーベキューなど火を使う時は怪我をするかもしれないから入っていてほしい。これは多くのハウスに入って欲しい理由だと思います。しかし、これは全て人間本位だと思いませんか?犬からしてみれば、大好きな飼い主が日中何をしているのか分かりませんし、たくさんの人が居るバーベキューだって楽しそうなので参加したいのかもしれません。
 私達人間が落ち着ける場所は何処でしょうか?それは、やはり自分の部屋ですよね。犬も人間と同じで落ち込んだ時や気持ちが高ぶっている時、疲れている時に落ち着ける場所が必要です。そうする事で情緒が落ち着き、温厚な犬になり、あらゆるしつけもしやすくなります。ハウスの最大の目的とは犬が落ち着ける場所を作ってあげる事なのです。

簡単!ハウスのしつけ方法

道具を使うしつけ方法

 このしつけ方法はきっとどのしつけ方法よりも簡単で効果的です、使う道具はたったひとつなのです。それはどこの家庭でもあるクイックルワイパーです。小型犬、中型犬の場合ハンガー、ペットボトルなどでも大丈夫です。これを使いケージに追い込み鍵を閉めた瞬間「ハウス」と言います。出来たら、すぐに出してあげて褒めてあげましょう。家全体が縄張り化している犬にとって、その場所をこちらが狭める事で服従心が高まり号令だけでハウスに入るようになります。

簡単!おやつを使うしつけ方法

 まず、おやつを用意します。そしてそのおやつでケージに誘導して、入って鍵を閉めて「ハウス!」と言いケージの中でおやつをあげます。おやつに興味がない子が同じ方法でおやつを大好きな玩具に変えてください。そして出してあげたらその玩具で遊んであげて下さいね。犬にとってハウスに入る事で何か良い事がある、という事を覚えさせます。

 以上の2つのやり方がありますが、道具を使ったしつけ方法だけでも駄目ですし、おやつを使ったしつけ方法だめなのです。2つをバランス良くやる事が重要です。犬の性格にもよりますので、色々と試して見て下さい。

ハウス(ケージ)は開けっぱなしにしておく

 ハウスのしつけが完了して犬が落ち着ける場所が作れたならば、ケージは開けっぱなしにしておいてください。そうする事で犬の気分で好きな時に入る事が出来ます。大好きな玩具や飼い主の匂いがついた物など置いておくと良いでしょう。我が家も犬を飼っていますが、怒られた時や疲れた時は私がソファに座っていたとしてもこちらには来ずにケージの中に入って一休みしています。これは子犬の時からハウスで寝させてきたからだと思います。うちの子にとって1番落ち着ける場所は、私でも父でも母の側ではなく自分の部屋(ケージ)なのです。

ハウスのしつけまとめ

 犬は大事な家族な1員です。人間と同じように感情もあれば、好き嫌いもあり、性格も様々です。「私が飼い主だから私の側が1番安心するんだよね」というのは、ただの思い込みです。犬にも落ち着ける場所ハウス(ケージ)部屋を作ってあげる事が必要です。そうする事で出かける準備をするだけで察して自然とハウスに入るようにもなります。犬も人間と一緒で落ち込んだ時や疲れた時には狭い場所でお気に入りのベッドの中で一休み出来る環境を作ってあげる事が重要です。