吠えやすく臆病者のミニチュアダックスを上手にしつけるコツは?

 ダックスフンドは人気の犬種で上位に入るほど、今や知名度が高いです。ただ、やや吠えやすい傾向にあるため、しつけが大変と思う人は少なくありません。飼い主に従順で賢い性格をもっているので、しつけをしっかりすれば大丈夫です。今回はそんなダックスフンドのしつけのコツを紹介したいと思います。

しつけを学ぶまえにミニチュアダックスのことを知ろう

ダックスフンドの種類

ダックスフンドは、多くの犬種の中でも人気があり、室内で飼っている人は多いはずです。何より特徴的なのがその体型でしょう。胴長短足のその愛くるしい姿、これは他の犬種にはみられない独特なものです。口先は長めで、耳は垂れています。そんな、ダックスフンドには大きく分けて3種類のサイズがあります。

◎スタンダードダックスフンド
体高が24cmから27cm
ミニチュアダックスフンド
体高が21cmから24cm、
◎カニンヘンダックスフンド
体高が18cmから21cm

ダックスフンドは、いろんな犬種が交配されて誕生した犬種のため、祖先の特徴、性格が引き継がれています。種類は毛質によって分けられており、「スムースヘアード」「ロングヘアード」「ワイヤーヘアード」の3種類が存在します。また、それぞれに性格に違いが現れているのが特徴です。

◎スムース・ヘアードタイプ
 

 

 


毛は短くツヤがある短毛です。人懐っこいところがあり、別の犬とも仲良く接しられる優しい心を持っています。別のタイプに比べて、最も明るく、性格はとても陽気です。飼い主さんに忠実である真面目さも持ち合わせています。

 

◎ロングヘアー・ヘアードタイプ

毛並みが滑らかで長いのが特徴です。性格は温厚です。ほとんど怒らず、家族とは仲良く、親密に過ごせるような優しさがみられます。また、一方では甘えん坊な性格で、家族の誰かの近くにぴったりとくっついてくつろぐのが特徴です。周囲を警戒することと神経質な一面もあり、見知らぬ初対面の人に対しては威嚇し、吠えてしまう事があります。

◎ワイヤー・ヘアードタイプ

他の種類に比べると最も独立心があるタイプです。大切な家族以外にはやや厳しいので、見知らぬ犬や他人に吠え、強く威嚇します。しかし家族に対しては優しく、友好的なところがあります。知人を自宅に招き入れる時、宅配が来た時などに、少々注意しなければなりません。

 

ダックスフンドは表情からその時の気持ちを察しやすい犬種とも言われています。嬉しい時は耳を倒して口角を上げ、舌を出しています。また、ダックスはしばしば上目遣いをするのですが、これは甘えたい時や拗ねているときに出す表情です。他にも、首をかしげる仕草をする時があり、普段は言わないような言葉、覚えたしつけに似ているコマンドを言われた時にすることがあります。その時の気持ちが表情として現れますので、飼い主が犬の気持ちを理解しやすい犬種ともいえるでしょう。

ダックスフンドの歴史

ダックスフンドは、約15世紀のオーストラリア、ドイツなどの山岳地方に祖先の犬が存在したと言われます。当時のダックスフンドは現在のスタンダードなサイズに比べても大きく、基礎犬としてスムースタイプのピンシェルが導入されていたようです。それから、スパニエルやワイヤーヘアのテリアなどが交配されたことで、ロングヘアーやワイヤーヘアのダックスフンドが誕生しました。

原産国はドイツで、すべての種類のダックスフンドが、犬種が成立し、現在に至るまで猟犬として活躍していましたし、嗅覚ハウンドです。アナグマを対象とする猟では、巣穴に入り込めるダックスフンドが大切に扱われていて、選ばれて交配されていました。このような交配が繰り返され、体調が体高の倍近くに長くなる特徴的な体型が生まれたのでしょう。19世紀頃には、スタンダードのサイズよりもさらに小さく狭い巣穴へと入り込めるように、ミニチュア化されました。そうすることで、ワタウサギなどの小さな動物を狩れるよう、対策されているのです。ダックスフンドが小型化され、1960年頃に日本ではミニチュアダックスフンドとして知れ渡り、多くの方々に飼われるようになりました。

女の子と男の子の違い。

男の子と女の子でも性格に違いがあります。男の子は甘えん坊なところがあるほか、自分の縄張りに対する意識を強くもっています。周囲に威嚇してしまう事は少なくありません。対して女の子はおとなしく、あまり無駄吠えはしません。あまり縄張りに対する意識は強く持っていないのですが、稀にマーキングをするダックスフンドの女の子もいるようです。

ダックスフンドのしつけの失敗で多い例は?

しつける場面で、1番困るのはやはり「吠え」に対するしつけでしょう。ダックスフンドは吠えやすく、他人や犬、物音に対して吠えてしまうことが多くあります。自宅に招き入れた時から「無駄吠え」に対するトレーニングを始めていないと、後から矯正するのが非常に厄介です。吠えを直していないと、友人を自宅に入れた時にずっと吠えっぱなしになりますし、散歩の途中に他の犬を見つけた途端、威嚇してしまいます。やみくもに叱ったり、嫌な音でびっくりさせたりする方法を試す例がありますが、それですとダックスは「構ってくれている」「遊んでくれる」と勘違いをしてしまいます。無駄吠えや威嚇の行動は、近所迷惑になりますし、散歩中にトラブルを起こす原因になりえますので、しっかりと「吠え」をしつけすることが重要です。

ミニチュアダックスの「吠え」しつけのコツは?

吠えにたいするしつけの意識を持つ

ダックスフンドは他の犬種に比べるとやや通りやすい声があります。もともと猟犬として働いていた経緯があるため、「チャイム」「来客」「散歩時」に他人や犬がすれ違う時、威嚇して吠えてしまいます。しかし、それはあくまで、残された特性なのです。そんな飼い犬の無駄吠えに悩まされる方は少なくありませんが、ダックスフンドを飼う方は特に、「吠え」に対するしつけの意識を持ちましょう。猟犬なので服従心もあり賢いので、決してしつけをしづらいことではありません。ですが、無駄吠えをなくすようしつけるのにはやや根気がいります。

よく吠える犬種のしつけには、やはり吠えたら嫌な思いをすることを十分に分からせることです。主従関係がきちんと築かれていれてば、飼い主に対する愛情はとびっきり強くて、褒められることを非常に喜びます。逆に、放置されたり、冷たくされたり、叱りすぎると言う事を聞かなくなります。無駄吠えを直す方法は「無視」が1番効果的です。吠えても一切構わないようにし、静かになってから可愛がるということを繰り返します。おやつをあげても良いでしょう。あるいは、吠えたタイミングで、いつもとは違う低い声で叱ります。「いけない!」のように短すぎず長すぎない叱る言葉が良いです。賢い犬種なのでしつけを教えていきますとしっかり覚えてくれます。

しつけのコツは叱るより褒める!

ダックスフンドはしつけの時、上手く出来なかったからといって叱られると拗ねてしまいます。闇雲に叱ってばかりいるとストレスを抱えてしまい、無駄吠えやいたずらにつながってしまうかもしれません。甘えん坊で人懐っこいダックスフンドの性格上、叱るよりも褒めて覚えさせる方が有効です。一つ一つのコマンドはもちろん、ダメなことをした時に何も罰がないのも良くありません。罰といっても体罰や怒って叱る訳ではなく、無視する形でします。従順なダックスフンドは主人やその家族に無視されると、辛くなるのです。怒るのではなく、無視することで、してはいけないことを理解させます。

ミニチュアダックスのしつけ:まとめ

ダックスフンドは賢い犬種なので一つ一つのしつけに対するもの覚えは非常に良いです。
しつけの方法の仕方で、その後の性格や育ち方に大きな変化があります。甘やかしすぎても駄目ですし、厳しすぎてもいけません。おやつなども使いバランスのとれたしつけが大切でしょう。